外資系と国内系の生命保険を徹底比較!違いやデメリットは?

倉見栄美

 

「色々と調べてみたら外資系の方が保険料が安かった」

「しかし海外の会社に保険を預けるのはちょっと不安」

こういったお話をお客さまからよく受けます。

 

日本と海外では商習慣や企業風土などが大きく異なります。

したがって「国内系」と「外資系」では同じ生命保険でも中身がちょっと違うのです。

今日はそれぞれの特徴やデメリットなどを比較してみたいと思います。

 

外資系保険会社とは

 

外資系保険会社とはもともとアメリカなど海外で誕生した保険会社です。

業務を世界中に拡大してきた中で日本にも上陸している会社が何社かあります。

 

有名どころを挙げると「プルデンシャル」「メットライフ」「アフラック」など・・・

これらはテレビCMなどをよく行っているので知っている方も多いのではないでしょうか??

 

 

見分け方としては保険会社の「会社名」で判断するのが分かりやすいでしょう。

会社名が漢字やひらがなであれば国内系、カタカナやアルファベットであれば外資系の可能性が高いです。

参考:会員会社一覧(加盟会社一覧) – 生命保険協会

 

まあ、「ソニー生命」や「オリックス生命」などの例外もありますけどね。笑

 

国内系と外資系の違い

 

「国内系」と「外資系」の保険会社には大きく以下2つの違いがみられます。

 

1.保険商品

 

 

国内生保の保険商品は基本的に「セット販売」です。

主となる死亡保障に医療など様々な保障を付けた「パッケージ商品」となっています。

前菜やスープなどがあらかじめセットになった「フルコース」みたいな感じですね。

 

それに対して外資系の保険商品は「バラ売り」です。

お客さまの要望に応じて単品の保険をくっつけていく「オーダーメイド型」となっています。

好きなオカズを好きなだけ盛り付けることができる「ビュッフェ」みたいな感じですね。

 

2.営業スタイル

 

 

国内生保は営業員さんをたくさん抱えおり、その多くは女性です。

会社や家を訪問してお客さまを作り、定期訪問してアフターサービスを行います。

「お客さまとのつながり」を大切にしている販売員さんが多いです。

 

外資系の営業員さんは男性が多く、数はそんなに多くありません。

テレビやネットを使った広告による集客が中心ですが、訪問販売も行っています。

「豊富な知識とコンサルティング能力」を武器にしている販売員さんが多いです。

 

国内系のデメリット

 

外資系と比較したとき、国内系には以下2つのデメリットが考えられます。

逆にこれらの裏返しが外資系のメリットと言えるでしょう。

 

1.保険料が高め

 

 

基本的にセット販売なので保険料は高めです。

また営業員さんが多いので人件費がかかっているという側面もあります。

 

2.自分に合った保険が作りづらい

 

 

保険の形がある程度決まっているので、自分に100%合った保険が作りにくいです。

人によっては保障に過不足が生じるかもしれません。

 

外資系のデメリット

 

国内系と比較したとき、外資系には以下2つのデメリットが考えられます。

逆にこれらの裏返しが国内系のメリットと言えるでしょう。

 

1.契約後のケアが不十分

 

 

営業員さんが少ないので、契約したあとのフォローが手薄になりがちです。

転職や結婚などで状況が変わったときに保険が合わなくなってくる可能性があります。

 

2.撤退する可能性あり

 

 

外資系にとって日本は数あるマーケットのうちの1つにすぎません。

採算が取れなくなるとすぐに撤退するという動きもあります。

 

参考:ING、日本の生保事業撤退 香港企業に売却へ|日本経済新聞

参考:アリアンツ、日本の生保事業撤退 変額年金が不振|日本経済新聞

 

最後に

 

これらはあくまで業界全体を見たときのイメージです!!

これらの特徴がすべて当てはまるとは限りません。

 

 

例えば外資系でも「お客さまとのつながり」を大切にしている販売員さんは多いですし・・・

国内系でも「豊富な知識とコンサルティング能力」を持っている人はたくさんいます。

 

さらに言えば、国内系と外資系の違いはどんどんと少なくなっている印象です!!

どちらも色々な種類の保険商品を販売するようになり、差がなくなってきました。

 

「国内系」か「外資系」かで考えるのはもはや時代遅れと言っても良いでしょう。