子供の保険には上限がある?学資保険の加入限度額について

pexels-photo-27040

倉見栄美

 

「あなたはもう限度額に達しているので加入できません」

お子さんの教育資金準備のために学資保険に入ろうとしたら上記のように言われることがあります。

 

これはあまりよく知られていないことなのですが・・・

実は子供にかけられる保険には上限があるのです!!

今日はこの限度額について詳しく書いていきましょう。

 

子供の保険の限度額

 

15歳未満の未成年者の場合・・・

生命保険や傷害保険でかけられる金額は1000万円までと決まっています!!

 

 

この「1000万円」というのは個別ではなく合計としての金額です。

したがって保険会社や保険の種類を変えたとしても・・・

合算で1000万円となればそれ以上保険に入ることができません。

 

またこれは「災害割増特約」などの特約も含めての金額です。

たとえば基本の保険金は200万円だけど、災害で死んだときは割増で400万円になるという場合・・・

この保険は「400万円」として計算されます。

 

限度額はチェックされる

 

もし限度額を超えていることを黙って保険に入ろうとしてもムダです。

保険会社の方がしっかりとチェックを行うので拒否されちゃいます!!

 

 

なぜなら生命保険協会には「契約内容登録制度」というものがあり・・・

誰の保険が通算でいくらになっているか分かる仕組みになっているのです。

参考:契約内容登録制度・契約内容照会制度 | 生命保険協会

 

かんぽ生命は700万円まで

 

また独自の限度額を設定している保険会社もあります。

たとえば、かんぽ生命(郵便局)の学資保険は700万円までです!!

参考:かんぽ生命の特長|かんぽ生命

 

 

もちろんこれは他の保険にも影響してきます。

かんぽ生命で上限700万円の保険に入った場合・・・

他の保険会社では300万円までしか保険に入れないのです。

 

かんぽ生命だけ別枠で700万円というわけではありません。

 

なぜ限度額があるのか

 

なぜこのような限度額があるかというと・・・

お金のために子供を殺す人が出てくるのを防ぐためです!!

 

 

例えば平成2年、群馬県で父親が子供を殺害する事件が発生しました。

10歳の次女を雑記林まで連れて行き、首を絞めて殺害したあげくに死体を遺棄したのです。

 

その子供には3年前に2000万円の保険が掛けられていました。

父親は保険金を借金の返済にあてようと計画的に犯行を企てたみたいです。

参考:未成年者・成年者の死亡保険について|金融庁

 

このような悲惨な事件が起こらないよう・・・

平成20年から子供には必要以上に保険をかけられないようになっています。

 

学資保険に入るときは注意

 

そしてこの限度額というのは「学資保険」も対象となってきます。

なぜなら学資保険には「死亡保障」が付いているものが多いからです。

 

 

例えばお子さんに万が一のことがあった場合・・・

それまで支払った保険料が全額返ってくるような保障が付いています。

また死亡保険金としてまとまった金額がもらえるものもあるのです。

 

したがって多くの学資保険はこの「限度額1000万円」の範囲に入ります!!

なのですでに子供を生命保険に入れていたりすると学資保険には入れなかったりするのです。

 

代わりの方法

 

ちなみに子供の限度額によって学資保険に入れないときは・・・

代わりに両親が貯蓄型の終身保険に加入する方法があります!!

参考:学資保険に入るな!教育資金は生命保険で貯めるべき理由8つ

 

 

特に最近は学資保険に加入するよりこの終身保険を活用する方がお得になっています。

限度額も関係ないので、お子さんの教育資金を貯めるならこちらの方法が良いでしょう。

 

まとめ

 

子供にかけられる保険は1000万円までと決まっています。

これは保険金目的で子供を殺害する人が出てくるのを防ぐためです。

学資保険に入るときはこの限度額に注意しましょう。

募集文書番号:17-T00347(2017年4月作成)