学資保険に2つ加入できる?複数契約のメリット・デメリット

倉見栄美

 

「学資保険は複数入ることもできますか??」

たまにお客さまから聞かれる質問です。

 

学資保険を複数の保険会社に分けて入ることは可能です。

まれですが実際に2、3社で加入されている方もいます。

 

でもそれって得なのでしょうか??

今日は学資保険に複数加入することのメリット・デメリットを考えていきます。

 

複数契約でも保険金は出るか

 

自動車保険や火災保険などの「損害保険」は実際の被害金額が保険金として支払われます。

 

 

「事故した車の修理費が50万円だったけど保険からは100万円出た!!」

そんなハッピーなことは起こらないのです。笑

 

そのため複数の保険に入っていても、その分多くのお金がもらえるわけではありません。

参考:火災保険を複数契約?お金の無駄なので即刻やめましょう

 

しかし学資保険は契約するときに決めた金額がそのまま支払われます!!

 

例えば満期保険金100万円の学資保険に2つ入っていれば・・・

満期のときには200万円を受け取ることができるのです。

したがって学資保険の場合は複数の保険会社の商品に加入されている方もいます。

 

ただし、だからと言って無制限にいくらでも保険に入れるわけではありません!!

 

保険会社を分けても「全社合算でいくらまでしか入れません」といった決まりがあるので・・・

あくまでその範囲内でということになります。

参考:子供の保険には上限がある?学資保険の加入限度額について

 

複数契約のメリット

 

複数の保険会社の商品に加入するメリットとしては以下の3つがあります。

 

1.両親の死亡に備えることができる

 

 

学資保険には契約者(親)が亡くなったときに以後の保険料が免除になるなどの保障があります。

しかし契約者は1人なので、学資保険が1つだと両親どちらかの死亡にしか備えられないのです。

 

しかし共働きの多い鳥取県では、どちらか一方でも亡くなったら経済的に困ることでしょう。

もし学資保険が2つだと一方の契約者を父親、もう一方を母親とすることができます。

すると両親の万が一のときに備えることができるのです!!

 

2.不払いや破綻のリスクを軽減できる

 

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保険会社によっては大規模災害のときに保険金を支払わないところがあったりします。

また自分がお世話になっている保険会社が破綻してしまうことだってありえるのです!!

 

保険を複数社に分けて持っているとこういったリスクを軽減させることができます。

片方の保険会社が不払いや破綻となっても、もう一方でカバーすることができるのです。

 

「保険会社が破綻する」なんてあまり想像できないでしょうが・・・

実際は過去20年間に8社もの保険会社が経営破綻していますよ!!

 

3.複数の保険担当者が付く

 

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保険担当者は1人だけより複数人いた方が頼りになるでしょう。

複数人に相談すれば幅広くかたよりのない意見を聞くことができます。

 

たとえば保険担当者の助言によって保険が使えることが判明したなんてことがけっこうあります。

参考:ネズミのおかげで私はお客様からとっても感謝されました!

片方の担当者から教えられたら、もう片方の保険でも請求してみるなんてことができるでしょう。

 

複数契約のデメリット

 

1.手続きが面倒

 

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単純に保険に加入するときや保険金を請求するときの手間が2倍になります。

申込書や口座振替依頼書など同じ書類を2つ準備するのは面倒ですよね??

 

また保険にかかわる手続きは加入や請求のときだけではありませんよ!!

見直し・住所変更・口座変更・受取人変更など・・・

様々な理由で保険に手を加えなければいけない事態が発生します。

 

複数の保険を持っているとこういった手続きをつい忘れがちです。

そしていざというときに困るということにもなりかねません。

 

2.保険料がかさむ

 

 

同じ保険に2つ入れば、単純に保険料は2倍となります。

したがって保険料の負担が増えるのです。

 

しかしこれは保険金額の設定で回避することができます。

たとえば保険金額1000万円の保険に入りたいなら・・・

500万円の保険に2つ入れば保険料の負担は増えません。

 

別の金融商品を検討する

 

・夫婦共働きで両方が保険料を支払うことができる。

・手続きは2倍になるがそれが手間だとは思わない。

 

そうであれば学資保険を2つに分けて加入することはアリかもしれません。

 

 

しかしそれであれば「学資保険+別の金融商品」で貯めた方が良いと私は思います。

たとえば半分を学資保険、もう半分を定期預金とするのです!!

 

「保険会社A+保険会社B」より「保険会社+銀行」の方がリスク分散になるでしょう。

いざ大きなお金が必要になったいうとき、学資保険を中途解約すると損してしまいますが・・・

定期預金であれば損をすることなく取り崩すことが可能です。

 

また今は学資保険よりも生命保険で教育資金を貯める方がメリットが多くなっています!!

参考:学資保険に入るな!教育資金は生命保険で貯めるべき理由8つ

したがってもう一方を「学資保険」ではなく「生命保険」とすることも良いでしょう。

 

まとめ

 

学資保険は複数の保険会社で加入することが可能です。

しかしそれには上記のようなメリット・デメリットがあります。

学資保険に2つ加入するより別の金融商品に入る方が良いです。

 

P.S.

生命保険や医療保険の複数契約についてはこちらを参考にしてください。

参考:複数の生命保険・医療保険に入るメリット3つとデメリット3つ