台風や熱割れ…家の窓ガラス修理で火災保険を請求できる?

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代表取締役 森原 義博

 

家の窓ガラスが割れたら皆さんどうしますか??

「大した金額じゃないから」と自分で修理される方も多いでしょう。

 

実は火災保険の条件によっては家のガラス割れを保険で直すことが可能です!!

どのような事故で補償されるのか、保険で直すときに注意すべきことは何か・・・

今日はそれらについて詳しくお伝えします。

 

火災保険は火事だけじゃない

 

火災保険はその名前から火事だけにしか使えないと考えられがちですが・・・

契約内容によっては自然災害や盗難、破損などで被害を受けた場合でも補償の対象になります!!

 

下図は東京海上日動の火災保険パンフレットから抜き出したものです。

見てみると火災だけでなく様々なリスクにも火災保険が対応していることが分かります。

 

無題

 

参考:トータルアシスト住まいの保険 | 東京海上日動火災保険

 

これは何も東京海上日動だけではありません。

一般的な火災保険の補償内容はどこの保険会社もほぼ同じです。

 

火災保険が適用できる例

 

そして以下のような形で窓ガラスが割れた場合、それは火災保険で直せる可能性があります。

 

 

風災リスク

・台風の風圧で窓ガラスにヒビが入った

・突風で物が飛んできて窓ガラスが割れた

 

盗難等リスク

・泥棒が窓ガラスを割って侵入した

・車が家に衝突して窓ガラスにヒビが入った

 

破損リスク

・よろけて窓ガラスに当たりヒビが入った

・子供がボールを当てて窓ガラスが割れた

 

もちろん契約している火災保険の内容がこれらのリスクに対応していることが条件になります。

 

熱割れは対象外

 

ただし「熱割れ」は基本的に火災保険の対象外となっています!!

「熱割れ」とは太陽光の熱によってガラスが割れる現象のことです。

 

 

日光が直接当たる部分は高温となりガラスが膨張しますが・・・

周辺部はサッシに隠れているので日射を受けず低温のまま膨張しません。

するとガラスの一部分だけムリに力が加わることになり、ヒビが入ったりしてしまうのです。

 

火災保険で窓ガラス破損の補償を受けるには「不測かつ突発的な事故」である必要があります。

その事故が起こることを予想できず、かつ一瞬のうちに起きなければいけないのです。

 

しかし熱割れは一瞬で起こる事故ではありません。

徐々に熱が上がっていき、ジワジワと発生していくものです。

したがって保険の支払い対象とはなりません。

 

免責金額に注意

 

ただ火災保険で窓ガラスを修理する場合に気を付けなければいけないことがあります。

それは「免責金額」を設定しているかどうかです!!

 

「免責金額」とは修理費のうち、自分自身が負担する金額(自己負担額)のこと。

火災保険の契約によっては「5万円までは自己負担でお願い」みたいな条件が付いています。

 

 

したがって支払われる保険金は以下のような式で計算されるのです。

保険金 = 損害額(修理費)- 免責金額(自己負担額)

 

たとえば免責金額が5万円だったとして・・・

損害額が6万円ならば5万円を引いた1万円が受け取れます。

しかし損害額が5万円だと1円も受け取ることができません。

 

つまり損害額が免責金額を越えないと保険金はゼロなのです!!

 

火災保険に加入する際に多くの人は免責金額を3万円とか5万円に設定しています。

そうした方が保険料が安くなりますからね~

 

そして窓ガラスの修理費は3~5万円で済む場合がほとんどでしょう。

したがって免責金額を5万円とかに設定していると火災保険の出る幕がないのです。

 

ガラスの種類によっては有効

 

しかし最近の家は色々な種類のガラスを使用しています。

そして高価なものになると修理に何十万とかかる場合もあるのです!!

そんなときは保険で直した方が絶対に良いでしょう。

 

 

例えば最近の省エネ住宅ではペアガラス(複層ガラス)が使われています。

これは2枚のガラスの間に空気を入れ、断熱性を高めた窓ガラスです。

 

中には金属膜をコーティング処理するものもあり・・・

その価格は通常の窓ガラスよりもずっと高くなります。

 

また凝ったデザインの家だと壁一面に大きな窓ガラスを使っていたりするでしょう。

 

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当然ですが大きくなるほどガラスの値段も高くなります。

上の写真のような窓ガラスが割れたら1枚10万円以上の支出が発生してしまうのです。

 

他の被害がないか調べてみる

 

「うちのガラスは普通だから・・・」と保険請求をあきらめるのはまだ早い!!

そのような方は他にも被害が出ていないかを注意深く確認してみましょう。

 

 

例えばものすごい台風で窓ガラスが割れた場合・・・

被害は窓ガラスだけではなく屋根などにも及んでいるかもしれません!!

参考:家の雨漏り修理で火災保険を請求できるか?補償の条件は風災

 

そういった場合は両方あわせて保険金を請求してみるのです。

屋根の修理費なんかも含めると免責金額は軽々と超えるでしょう。

すると窓ガラスも保険であわせて修理できるようになります。

 

火災保険の補償は充実させよう

 

少し前に「雪で瓦(かわら)が3枚壊れた」というお客さまがいました。

修理代を見積もってみると28000円。

 

 

その方は自己負担額(免責金額)をゼロとしていたので・・・

28000円をそのままお支払いすることができました。

 

家周りで数万円という小さな修理が必要になる事態ってけっこうあります。

しかも火災保険は自動車保険みたいに使ったら保険料が上がるということはないのです!!

したがって私は個人的に免責ゼロの充実プランをお客さまにおすすめしています。

 

まとめ

 

家の窓ガラスが割れた場合、その修理額を火災保険でまかなうことができます。

しかし免責金額(自己負担額)を設定している人は保険金が出ないかもしれません。

そういった場合は窓ガラス以外にも被害が出ていないかを確認してみましょう。

募集文書番号:17-T00347(2017年4月作成)