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“火災保険でリフォーム”は詐欺?申請代行業者によるトラブル事例

 

「保険金を使えば、無料で家を修理できますよ」

「保険の申請も代行するので、安心して下さい」

このような言葉で、住宅修理やリフォームの勧誘をされたことはありませんか??

 

最近「火災保険が使える」と勧誘する、住宅修理業者のトラブルが急増しています!!

今日はそういった業者の手口やトラブルの事例を、くわしくお伝えしましょう。

 

火災保険でリフォームに注意

 

 

住宅修理やリフォームで、「保険金が使える」と勧誘する業者のトラブルが急増中です!!

「自己負担はゼロ」「申請代行で手間いらず」といった営業トークを、たくみにあやつり・・・

引っかかった人から多額のお金を取るという詐欺が、日本中でたくさん発生しているのです。

 

国民生活センターによると、相談件数はここ10年で36件→1177件と32倍以上に増加!!

私たちハロー保険のお客さまも、数十人の方がトラブルに巻き込まれています。

 

保険金が使えると勧誘する住宅修理サービスの相談件数

2008年度から2018年7月31日までの年度別相談件数および契約当事者が60歳以上の割合のグラフ。グラフに続いてテキストによる詳細。

※1 2017年度同期件数
※2 契約当事者のうち60歳以上の割合

参考:「保険金を使って住宅を修理しませんか」がきっかけでトラブルに|国民生活センター

 

業者によるサギの手口

 

 

こういった業者は、いったいどうやってアナタに近づいてくるのでしょうか??

その手口をまとめて、以下に紹介します。

 

1.自己負担ゼロを強調する

 

・無料でリフォームができるとだけ説明

・手数料など詳細な契約内容は伝えない

 

2.強引に契約をすすめる

 

・契約内容があいまいなまま工事を強行

・修理を断るとキャンセル料を取られる

 

3.色々なウソをつく

 

・ウソの理由で火災保険金を請求する

・不具合がないのに修理が必要と言う

 

具体的なトラブル事例

 

 

実際の相談例が、国民生活センターのホームページに掲載されています。

参考:「保険金が使える」という住宅修理サービスのトラブルにご注意ください

その中から、いくつかを引用してみましょう。

 

よく考えるとおかしい

 

訪問してきた業者に雨どいが壊れていることを指摘され、「火災保険で修繕できる」と勧められた。

「保険金を使えば自己負担は一切かからない」という説明だった。

屋根を点検され、50万円の見積書を渡された。

 

また保険会社に保険金を請求し、下りた金額で工事をするという契約をした。

保険金を請求してみたところ、8万円ほど下りることになった。

 

よく考えると50万円の見積もりを出しながら、8万円で工事できるのはおかしいと思う。

解約したい。

 

業者の対応に納得できない

 

業者から「火災保険で住宅工事可能」と言われ、雪害で傷んだ屋根と内装の修繕を依頼した。

業者と取り交わした書面には、「保険金が出たら速やかに全額を業者に振り込む」と書いてある。

 

保険金額が決まってからその金額内で可能な工事をするので、全額を業者に支払えとのこと。

しかし、工事前に全額を払うのは納得できない。

 

内装工事も依頼しているが工事の詳細が分かる書面もなく、クロスの打ち合せもない。

業者は「今と同じようなクロスにするので特段の打ち合わせは不要」とのことだが、工事内容について事前の打ち合せがないのは不満。

 

対応に納得できないので解約も考えているが、解約料が高額でどうしたらよいか迷っている。

 

強引に工事を始めようとする

 

数日前リフォーム業者が訪問し、屋根の工事を勧めてきた。

「火災保険、地震保険に加入していれば保険で直せる」と言う。

屋根が浮いてしまっている部分があり、以前から修理したいと思っていた。

 

保険会社が来訪し、リフォーム業者立ち合いで査定を受けた。

屋根と外壁等で110万円程度の保険金が下り、1週間くらいで口座に振り込まれるとのことだった。

 

リフォーム業者は翌日に見積もりを出し、早々に工事を始める予定だと言う。

あまりに急なので不審に思い、「見積もりの日程を少し後にしてほしい」と言った。

 

すると業者は「早く進めさせてくれないと困る」などとしつこく言ってきた。

保険会社の質問事項に対する答え方のマニュアルのようなものを受け取っていることもあり、何となくおかしい気がする。

まだ契約はしていないので断りたい。

 

お客さまの声

 

 

また私たちハロー保険のお客さまでも、数十件の方がトラブルに巻き込まれています!!

その中から数名の方にお話を聞くと、以下のような体験談を教えてくれました。

 

悪徳かどうか分かりませんが、うちの実家に「点検をさせてくれ」と業者が来ました。

「警察官をしている息子と話をしてくれ」と言ったら、引き返していったようです。

 

大きな台風が来たあと、「無料で家の点検をしますよ」と訪問営業が来たことがあります。

断りましたが、人当たりの良さそうなおじさんでした。

 

調査すると言って、勝手に壊してしまうケースもあるようです。

実際に近所でそういった事件があり、注意をうながす回覧板が回ってきました。

 

「保険を使ってリフォームしましょう」と、家に営業が来たことがあります。

お世話になっている保険代理店を聞かれ、「そことは仲良くしているのでご安心ください」と言われました。

 

火災保険は本当に使えるのか

 

 

ではそもそも、火災保険の保険金は修理やリフォームに使えるのでしょうか??

火災保険はその名前から、火事だけにしか使えないと考えられがちですが・・・

契約内容によっては、自然災害・盗難・破損などで被害を受けた場合でも補償の対象になります!!

 

たとえば、東京海上日動の火災保険パンフレットを見てみましょう。

火災のほかに風災や水災など、様々なリスクに対応していることが分かります。

 

参考:トータルアシスト住まいの保険 | 東京海上日動火災保険

 

これは何も、東京海上日動だけではありません。

一般的な火災保険の補償内容は、どこの保険会社もほぼ同じです。

 

したがって、台風や大雪などの自然災害で被害を受けた場合・・・

火災保険を使って、壊れた家を直すことはできます。

 

老朽化による損害は対象外

 

 

ただし建物の老朽化による被害は、火災保険の補償対象外です!!

たとえば「家が古くなって屋根が壊れた」というのは、保険では直せません。

 

保険というものは偶然・突発的に起こる、予想外の事態に備えるものなので・・・

「老朽化」という予想できる損害には、残念ながら使うことはできないのです。

 

こういった被害を「自然災害によるもの」と申請すると、ウソになります。

虚偽申請として保険金詐欺に該当する恐れがあるので、十分に注意してください。

 

保険申請の代行はできない

 

 

また原則として、保険金を請求できるのは契約者本人です。

業者が契約者に代わって、保険の申請を行うことはできません!!

 

仮に業者に任せ、ウソの保険金請求書を出された場合・・・

契約者であるアナタが虚偽申請をしたとして、保険金詐欺の罪に問われるかもしれませんよ。

 

また正当な請求だとしても、代行費用として多額の手数料を取られたりします。

保険金の請求を他人に任せる行為は危険なので、絶対にやめましょう!!

 

詐欺にあわないためには

 

 

「保険金が使える」と勧誘する業者には、以下2つの大きな特徴があります!!

これらの特徴に該当する場合は絶対に契約せず、加入先の保険会社や保険代理店に連絡してください。

また万が一トラブルとなった場合は、国民生活センターや消費者生活センターに相談しましょう。

 

特徴1.訪問勧誘が多い

 

こういった詐欺は、訪問による勧誘が約80%を占めています。

突然家にやってきて、修理をすすめられた場合はすぐに断りましょう。

 

特徴2.高齢者が狙われる

 

こういった詐欺の相談者は、60歳以上の高齢者が約80%を占めます。

実家に高齢の親だけが住んでいるような方は、ちゃんと話をしておきましょう。

 

まとめ

 

最近「火災保険が使える」と勧誘する、住宅修理業者のトラブルが急増しています。

「自己負担はゼロ」「申請代行で手間いらず」といった言葉で誘惑し、大きなお金をダマし取るのです。

すぐに修理サービスなどの契約はせず、まずは保険会社や保険代理店に相談しましょう!!

 

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参考:火災保険10年でいくら払ってる?保険料の平均相場を知る方法