人身事故と物損事故の違いって何?自動車保険を使うとき注意

1280px-japanese_car_accident

専務取締役 森原 真

 

交通事故は大きく2つに分けられます。

ケガ人がいる「人身事故」とケガ人のいない「物損事故」です。

 

物損事故だと自動車保険が使えなかったり、使わない方が良い場合があったりします。

今日は物損事故を起こしたときの対応方法について書いていきましょう。

 

物損事故とは

 

物損事故とは死傷者がいなくて物だけが壊れた事故です。

 

 

事故の規模は関係ありません。

例を挙げると以下のような感じです。

 

・ブレーキが間に合わず信号待ちしていた車に当たった

・正面衝突したが奇跡的に運転手は両方とも無傷だった

・運転を誤って他人の家の塀にぶつかった

 

物損事故に違反点数はなく、したがって罰金もありません。

よく勘違いされているのですが・・・

免許にキズが付くのは「人身事故」のときだけですよ。

 

物損事故を起こしたときは

 

「物損事故」を起こしたときの対応は「人身事故」のときとそんなに変わりません。

「ケガ人の救護」をしなくて良いぐらいですね。

 

 

自動車で交通事故を起こした時の対応は以下にまとめているので目を通してみてください。

参考:覚えることは1つ!自動車で交通事故した時の対応手順まとめ

 

この中でも物損事故のときに注意すべきことは以下の2点です。

 

1.警察に連絡する

 

ちょっとぶつけたぐらいならお互いの話し合いだけで済ませても良さそうですが・・・

物損事故であっても警察への連絡は義務付けられています。

 

事故の届け出はとても簡単です。

警察に事故をしたことを電話すれば、あとは警察がやってきて色々と対応してくれます。

後のトラブルを避けるためにも警察に事故記録を取ってもらいましょう。

 

2.相手の連絡先を聞く

 

警察は事故の記録を取るだけでその後の交渉には関わりません。

また自分に非がない10:0の事故の場合、自分の保険は使わないので・・・

自分の保険担当者に交渉の代行をお願いすることもできないのです。

 

したがって自分が被害者の場合はしっかりと相手の連絡先を聞いておきましょう!!

じゃないと後で修理代などを請求することができませんよ。

また加害者であっても自ら進んで連絡を取る姿勢を見せると後の交渉がスムーズです。

 

あなたが被害者の場合

 

加害者によっては物損事故を軽く見る人がいます。

特にちょっとぶつけたぐらいの事故だと途中で連絡がつかなくなったり・・・

後になって「大したキズじゃない」と修理代を出すのを渋ったりするのです。

 

 

そんなときは交渉のプロである保険の担当者にお任せしましょう!!

自分の過失がゼロで保険担当者が動けない場合は弁護士さんにお願いすることになります。

 

自動車保険に弁護士費用特約が付いていれば無料で弁護士に相談できますよ。

参考:意外と使える!自動車保険に弁護士費用特約が必要な理由

もしものときのためにこの特約は付けておくことをおすすめします!!

 

あなたが加害者の場合

 

物損事故といえど誠意を持って被害者に対応しましょう。

 

 

加害者の対応が悪くて被害者が怒り、医者に行って人身事故にするということは良くあります。

そうなると最終的に支払うお金が増えるほか、違反点数が課されたりするのです。

 

またちょっと車がヘコんだだけなど事故の規模が小さい場合・・・

保険を使わずに自費で修理費を出した方が安上がりとなることがあります!!

保険を使うべきか、自分の保険担当者に相談してみましょう。

 

まとめ

 

物損事故とは死傷者がいなくて物だけが壊れた事故です。

物損事故を起こしたら警察へ連絡し、相手の連絡先を聞いておきましょう。

いい加減な対応をしていると後に大きなトラブルとなるので注意が必要です。