生命保険の受取人|内縁の妻や彼女など家族以外の他人は可?

倉見栄美

 

「籍は入れてないけどずっと支えてくれた人がいる」

「家族ではないんだけどお金をのこしてあげたい」

たまにこんな相談を受けることがあります。

 

生命保険は通常、奥さん・旦那さん・子供など身近な人を受取人にします。

しかし人によっては家族以外の人を受取人にしたいというニーズもあるでしょう。

今日は他人を生命保険の受取人に指定することは可能かについてお伝えします。

 

他人を受取人にできない

 

まず結論から言うと、基本的に生命保険の受取人を他人にすることはできません。

なぜかというと保険金目当ての殺人が起こる可能性があるから!!

 

 

原則を言うと、保険金の受け取りを誰にするかは契約者の自由です。

別に法律でしばられているわけではありません。

実際にけっこう昔は生命保険の受取人を他人にすることも可能でした。

 

しかし保険金殺人が社会問題化し、各保険会社が独自に制限をかけるようになったのです。

その結果、今では他人を受取人にすることができなくなっています。

 

誰を受取人にできるか

 

では誰なら生命保険の受取人になれるのでしょうか??

多くの生命保険は「配偶者および2親等以内の血族」となっています!!

 

 

具体的には以下の通りです。

 

・奥さん、旦那さん

・祖父、祖母

・父、母

・兄、弟、姉、妹

・子

・孫

 

ただし「血族」なので血がつながっていないといけません。

義理の親や兄弟、血のつながりがない配偶者の子供はダメです。

(ただし養子縁組した養子は法的血族と見なされるのでオッケー)

 

しかし保険会社によってはこの範囲がゆるいところもあったりします。

たとえば3親等以内であれば受取人として指定できたり・・・

対象者がいない場合にはそれ以外の人を指定できたりするのです。

 

籍を入れていない場合は

 

「他人を受取人にしたい」という相談をよく受けるのは結婚していない(内縁の)夫婦からです。

お互いを思う気持ちがあるのに、生命保険の受取人に入れないというのは悲しい話ですよね・・・

 

 

時代の変化にともなって夫婦や家族の形は多様になってきています。

そういった背景もあって、婚姻関係がない配偶者でも受取人になれる保険が出てきました!!

 

ただしそのためには厳しい条件をくぐりぬけなければいけません。

「数年一緒に住んでいて同一生計である」といった証明が必要だったりするのです。

ただし2人の間に実の子がいる(認知している)場合は証明が必要なかったりします。

 

ちなみに私たちハロー保険が取り扱っている保険では以下2つの事実確認が行われます。

保険会社から人が派遣され、しっかりと調査が入るようです。

 

・内縁関係で5年以上同居していること

・お互いに他の婚姻関係がないこと

 

各保険会社によって受付できるか、手続きや手順は異なるでしょう。

あきらめずに色々な保険会社で相談してみることをおすすめします。

また保険知識が豊富なプロの保険販売員さんに聞いてみるのも良いです。

 

将来的にはそういった方々が苦労することなく保険に入れるようになると良いですね~

 

まとめ

 

基本的に他人を生命保険の受取人とすることはできません。

受取人の範囲は「配偶者および2親等以内の血族」となっているところが多いです。

ただし内縁の夫婦は条件を満たせば加入できる場合もあります。