生命保険の非課税枠を使ってあなたの相続税をゼロにする方法

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倉見栄美

 

最近、相続税に関する法律が改正されました。

これまで相続税を払わなければいけない人たちはほんの一握りのお金持ちだけだったのに・・・

今回の改正により相続税の対象となる方が大幅に増えたのです!!

 

もはや相続税は富裕層ではない多くの人も考えなければいけない問題となりました。

両親がせっかく残してくれた財産を税金として取られるのは悲しいですよね。

今日は生命保険を活用した相続税対策について書いていきます。

 

相続税の非課税枠は4割も減った

 

相続税には「基礎控除額」というものがあります。

これは「この金額を超えなければ相続税はかかりませんよ」というものです。

それが改正によって以下のように変更になりました。

 

【変更前】5000万円+1000万円×法定相続人の数

【変更後】3000万円+600万円×法定相続人の数

 

これを見ると基礎控除額は4割も削減となっています!!

これまでと比べて半分ほどになってしまったのです・・・

 

「うちの親は3000万円以上もお金を持っていないよ~」という方も要注意!!

財産は何も現金だけではなく土地・持ち家・株・宝石なども含まれます。

参考:相続税がかかる財産|相続税|国税庁

 

市内に土地付きの家を持っている方だと案外すぐにこの金額は超えるのではないでしょうか??

 

生命保険を使った相続税対策

 

あまり多くの人には知られていませんが・・・

生命保険は一番身近で簡単な相続税対策の方法です!!

 

生命保険で受け取るお金には「非課税枠」というものがあります。

その計算式は以下の通りです。

 

500万円 × 法定相続人の数

 

受け取った保険金がこの金額の範囲内であれば相続税がゼロとなります。

参考:相続税の課税対象になる死亡保険金|相続税|国税庁

 

相続する予定の財産から保険料を払えばその分だけ相続財産が減ります。

それで相続財産の金額が基礎控除額を下回れば相続税は全額非課税となるのです!!

相続税を納めなければいけない場合でも相続財産が減った分だけ収める税金の額は減ります。

 

さらにそうやって準備した保険から出る保険金は税金なしで受け取ることができるのです。

(非課税枠の範囲内であれば)

このように生命保険を使えば相続税に対していくつものメリットを受けることができます。

 

不動産や海外を利用した大がかりな相続税対策と比べるとすごく単純ですし・・・

手続きも簡単なので多くの人が利用しています。

相続税対策を考えるならまず「現金・預金を生命保険にする」という方法から考えてみましょう。

 

相続税ゼロとならない例

 

相続税対策として生命保険に入る場合は加入の仕方に注意が必要です。

非課税枠の恩恵を受けるためには以下2つの条件を満たさないといけません。

 

1.保険料を支払う人と亡くなる人が一緒

.保険金を受け取る人が相続人

 

これを満たしていないと非課税枠が使えないどころかさらに税金が高くなります!!

 

例えばお父さんがお母さんの保険料を払っていて・・・

お母さんの死亡保険金を子供が受け取った場合なんかがそうです。

 

これだと実質的なお金の流れは「お父さん→子供」となってしまいます。

なのでこれは「お母さんからの相続」とはならず「お父さんからの贈与」とみなされるのです。

 

贈与税は相続税より税率が高いです。

したがってこれだと税金の負担が逆に重くなってしまいます。

相続税対策で保険に加入するときは契約者・被保険者・受取人をしっかりと確認しましょう。

 

また長い人生の中で家族の形が変わることもあります。

定期的に保険内容を確認し、状況によっては受取人の変更などを行っていきましょう。

 

まとめ

 

法改正があってから相続税はみんなが考えなければいけない問題となっています。

相続税対策としては生命保険がとても有効です。

しかし契約者・被保険者・受取人をちゃんとしていないと逆に税負担が重くなるので注意が必要です。

 

「相続税対策として保険を使いたい」といった相談もハロー保険では受け付けていますよ!!