生命保険を解約する?そんな君が知るべき返戻金と税金のこと

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倉見栄美

 

「生命保険を解約したいのですが戻ってくるお金はありますか??」

「生命保険を解約してお金が入ったのですが税金はかかりますか??」

お客さまからよく聞かれる質問です。

 

保険を契約するときにはあまり気にしない「解約返戻金」ですが・・・

いざ生命保険を乗り換えるなどで保険を解約する段階になるととたんに大事になってきます。

 

長い人生、ライフスタイルや家計の変化などによって違う保険に入り直すことが出てくるかもしれません。

今日は生命保険を解約するときに必ず知っておかなければならない解約返戻金の知識をお伝えしましょう!!

また解約返戻金にかかってくる税金についてもあわせてお話しします。

 

解約返戻金の3つの型

 

解約返戻金には以下3つの型があります。

 

 

1.従来型

 

これは普通に解約返戻金があるものです。

どの程度戻ってくるかは加入している保険の「返戻率」によります。

 

2.低解約返戻金型

 

これは返戻率を従来型の7割程度におさえたものです。

その分だけ月々の保険料は安くなっています。

 

3.無解約返戻金型

 

いわゆる「掛け捨て型」がこれにあたります。

解約返戻金がまったくない代わりに保険料はこれが一番安いです。

 

上記の通り解約返戻金がない・少ない保険は保険料が安くなっています。

したがって解約返戻金がもらえる保険がお得とは一概に言えません。

 

すぐ解約すると返戻金は少ない

 

解約返戻金額は生命保険の加入期間が短いほど少なくなります。

つまり加入後すぐに解約するほど戻ってくるお金は少ないということ!!

 

 

なぜなら保険契約でかかった費用をガッポリと引かれるからです。

 

保険を契約するまでには色々な費用がかかっています。

たとえば営業員さんの人件費や保険証券の発行費などです。

 

通常その費用は月々の保険料から少しづつ回収していくのですが・・・

途中で解約されてしまうとその回収ができなくなってしまいます。

なので解約時に未回収の費用を一気に引くような形になるのです。

 

加入していた保険期間が短いと未回収の費用も当然多くなります。

したがって契約してからすぐに解約してしまうと・・・

解約返戻金から引かれる金額が大きくなり、戻ってくるお金が減るのです。

 

返戻金は1週間で払われる

 

生命保険を解約するときはまず保険会社に連絡して解約書類を取り寄せます。

それらを記入して保険証券と一緒に返送すれば解約手続きは完了です。

保険会社に解約書類が到着した日が正式な解約日となります。

 

 

解約返戻金は通常3営業日ほどで口座に振り込まれます。

土日も考えたらだいたい1週間程度で受け取れると考えておいたら良いでしょう!!

1週間経っても振り込まれない場合は保険会社に問い合わせしてみるべきです。

 

税金がかかる可能性は低い

 

解約返戻金は所得税における「一時所得」になります。

受け取った解約返戻金からこれまで支払ってきた保険料の総額を引いて・・・

さらに特別控除50万円を引いた金額が一時所得の課税対象金額となるのです。

 

 

一時所得=解約返戻金-保険料総額-50万円

 

おそらく解約返戻金が支払った保険料の総額より多くなることはほぼないでしょう。

したがって税金についてはあまり気にしなくても大丈夫です!!

 

ただ何十年も前に加入した利回りの高い保険を解約した場合・・・

解約返戻金が大きくて税金を納める必要が出てくるかもしれませんね。

 

最後に

 

そもそも生命保険は万が一のために備えるものであって解約を目的とするものではありません。

解約返戻金の有無で保険の損得を考えるのではなく・・・

あくまでもご自身のニーズに合った生命保険を選ぶようにしましょう!!