複数の生命保険・医療保険に入るメリット3つとデメリット3つ

倉見栄美

 

あなたは複数の生命保険や医療保険に入っていますか??

人によってはいくつもの保険会社にお世話になっている方もいるでしょう。

 

今日は複数の保険に加入するメリット・デメリットについてお話しします。

また保険会社を複数社に分けるべきか1社にしぼるべきかについても考えていきましょう。

 

複数契約でも保険金は出るか

 

自動車保険や火災保険などの「損害保険」は実際の被害金額が保険金として支払われます。

 

 

「事故した車の修理費が50万円だったけど保険からは100万円出た!!」

そんなハッピーなことは起こらないのです。笑

 

そのため複数の保険に入っていても、その分多くのお金がもらえるわけではありません。

参考:火災保険を複数契約?お金の無駄なので即刻やめましょう

 

しかし生命保険や医療保険は契約するときに決めた金額がそのまま支払われます!!

 

例えば死亡保障1000万円の生命保険に2つ入っていれば・・・

亡くなったときには2000万円の死亡保険金を受け取れるのです。

 

したがって生命保険や医療保険の場合は複数の保険会社の商品に加入されている方もいます。

 

ただし、だからと言って無制限にいくらでも保険に入れるわけではありません!!

保険会社を分けても「全社合算でいくらまでしか入れません」といった決まりがあるので・・・

あくまでその範囲内でということになります。

 

複数契約のメリット

 

複数の保険会社の商品に加入するメリットとしては以下の3つがあります。

 

1.良いところ取りができる

 

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保険会社や保険商品によってそれぞれ強みや特徴が違います。

たとえば保険会社によって、中耳炎の手術は保険金が出なかったりするのです。

参考:子供が中耳炎で鼓膜切開手術!医療保険を使えるが注意アリ

 

保険金の支払い条件は各社でちょっと違うので・・・

それらを上手に組み合わせると「保険金が出ない」といった事態を少なくできるのです。

 

またほかには基本の部分を信頼のおける国内の生命保険会社で備えつつ・・・

利回りの高い外資系の保険も持つことで貯蓄性を高めるといったこともできます。

参考:ドル建て生命保険とは?外貨保険のメリット2つとリスク2つ

 

2.不払いや破綻のリスクを軽減できる

 

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保険会社によっては大規模災害のときに保険金を支払わないところがあったりします。

また自分がお世話になっている保険会社が破綻してしまうことだってありえるのです。

 

保険を複数社に分けて持っているとこういったリスクを軽減させることができます。

片方の保険会社が不払いや破綻となってももう一方でカバーすることができるのです。

 

「保険会社が破綻する」なんてあまり想像できないでしょうが・・・

実際は過去20年間に8社もの保険会社が経営破綻していますよ!!

 

3.複数の保険担当者が付く

 

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保険担当者は1人だけより複数人いた方が頼りになるでしょう。

複数人に相談すれば幅広くかたよりのない意見を聞くことができます。

 

例えば保険担当者の助言によって保険が使えることが判明したなんてことがけっこうあります。

参考:ネズミのおかげで私はお客様からとっても感謝されました!

片方の担当者から教えられたら、もう片方の保険でも請求してみるなんてことができるでしょう。

 

複数契約のデメリット

 

逆に複数の保険会社の商品に加入することで発生するデメリットとしては以下の2つがあります。

 

1.手続きが面倒

 

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単純に保険に加入するときや保険金を請求するときの手間が2倍になります。

健康診断書や口座振替依頼書など同じ書類を2つ準備するのは面倒ですよね??

 

特に自分が病気のときや身内に不幸があったときなんかは大変です!!

保険請求の手続き自体が大きな負担となってくるでしょうし・・・

請求に手間がかかる分だけ迅速に保険金を受け取ることが難しくなってきます。

 

私たちハロー保険は仕事がら、多くの保険金請求手続きをお手伝いしていますが・・・

大半のお客さまは「こんなに手続きが大変だとは思わなかった」と言われますよ。

 

また保険にかかわる手続きは加入や請求のときだけではありません!!

見直し・住所変更・口座変更・受取人変更など・・・

様々な理由で保険に手を加えなければいけない事態が発生します。

 

複数の保険を持っているとこういった手続きをつい忘れがちです。

そしていざというときに困るということにもなりかねません。

 

2.費用がかさむ

 

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医療保険は保険金を請求する際に医師の診断書が必要です。

そしてこの診断書を取る料金は自己負担となります。

 

この金額は病院によって違いますが、場所によっては1万円以上するところも!!

参考:2012年 医療文書作成業務・文書料金実態調査(訂正版)|産労総合研究所

 

複数の保険会社に請求を出す場合はそれぞれに診断書が必要となってくるので・・・

この費用を2倍3倍と負担しなければいけません。

 

しかも高いお金を払ったあげくに「支払い対象外です」と言われたらショックですよね??

 

ほとんどの保険会社では診断書を送付して支払い対象外だった場合・・・

指定口座に文書代として5000円ぐらい返金されます。

しかし保険会社によってはそういった返金対応がないところもあるのです。

 

3.保険料がかさむ

 

 

同じ保険に2つ入れば、単純に保険料は2倍となります。

したがって保険料の負担が増えるのです。

 

しかしこれは保険金額の設定で回避することが可能です。

たとえば保険金額1000万円の保険に入りたいなら・・・

500万円の保険に2つ入れば保険料の負担は増えません。

 

複数社に相談して1社にしぼる

 

保険という商品はあらかじめ金融庁の許可を取らないと売ることができません。

なので保険はどこの会社のものも似たような機能や金額のものに落ち着きます。

 

 

したがって他社の保険を組み合わせで良いところ取りをするというのは実は難しいのです。

保険商品によってそんなに差がないので手間のわりにメリットはあまりありません。

 

それよりも優先させるべきは「どれだけ迅速に保険金が受け取れるか」という点でしょう。

保険は万が一のときに備えるためのものなので・・・

その万が一のときに助けが遅れるようであれば保険本来の機能を果たしていないことになります。

 

理想としては複数社に相談して色々と検討したうえで1社にしぼることです!!

 

・自分が保険に加入する目的は何なのか

・どのぐらいの保険料なら無理なく払えるのか

・万が一のときはどれほどの保障が必要なのか

 

これらについてあらかじめ自分の目安を持っておき、色々な保険会社に相談してみましょう!!

 

例えば「保険料が5千円以内の医療保険に入りたい」と各社に条件を投げかけてみるのです。

そうすると各社の特色が分かり、自分が求めているものに一番近い保険が見えてくると思います。

 

またそこで担当者と話をすればその人が頼りになりそうかどうかも分かるでしょう。

とても頼れる人を1人でも見つけることができれば、複数の担当者を持つ必要なんてないのです。

 

まとめ

 

生命保険と医療保険は保険会社を分けて複数の保険に入るメリットがあります。

しかしそのメリットは小さく、手間などを考えるとやらない方が無難でしょう。

一番良いのは複数の保険会社に相談して一社にしぼることです。

 

学資保険の複数契約についてはこちらを参考にしてください。

参考:学資保険に2つ加入できる?複数契約のメリット・デメリット