車が水没!自動車保険で冠水・浸水被害はどう補償される?

専務取締役 森原 真

 

台風18号が全国で猛威をふるっています!!

皆さまの家や車に被害はなかったでしょうか??

 

鳥取市内ではいくつか洪水になったところがありました。

特に河原町はニュースになるほどヒドかったようです・・・

参考:住宅99棟 床上・床下浸水 台風18号|日本海新聞

 

私たちハロー保険のお客さまで1人、車がシートの上まで水没するという事故が発生しました。

今日は車が冠水・浸水した場合、自動車保険でどう補償されるかについてお話しします。

 

台風でお客様の車が水没

 

今回の台風で洪水となり、自動車が冠水・浸水したお客様がいました!!

あとで被害の確認に行きましたが、これはヒドい・・・

 

 

シートの上に砂が乗っているということは、ここまで水位が上がったということでしょう。

 

 

水の跡を見ると、スピーカーは完全に水没したようです。

 

 

当然ながらエンジンはかからなくなり、レッカーで修理工場に行きました。

 

 

水没は自動車保険で補償されるか

 

台風や洪水などで車が水没して故障した場合、それは自動車保険の補償対象です。

しかし「車両保険」に入っているのが条件となります!!

車両保険とは自分の車の修理費を補償してくれるものです。

 

車両保険には「一般」と「エコノミー」の2種類がありますが・・・

台風や洪水による水没は、どちらでも保険金が出ますよ!!

参考:自動車保険の車両保険って何?一般とエコノミーの違いは?

 

 

ただし、ここで注意すべきは「津波での水没」です。

津波によって生じた損害は、車両保険では補償されません!!

そういった場合にも備えるには、地震・噴火・津波で一時金が出る特約を付ける必要があります。

 

保険金はいくら受け取れるか

 

保険金がいくら受け取れるかは、被害の度合いや保険内容によって異なります。

基本的には修理にかかった費用が全額支払われますが・・・

免責金額(自己負担額)を設定している場合は、その分が引かれてしまうのです。

 

 

ただし車が水没した場合、修理不能で全損となったり・・・

修理代金が保険金額を超えてしまうことが多いでしょう。

 

こういった場合は車両保険で設定した保険金額が全額支払われます。

免責金額を設定していても、それが引かれることはありません。

 

たとえば「車両保険100万円・免責金額5万円」の場合、受け取れる金額は以下の通りです。

 

1.修理費が30万円

修理費30万円-免責金額5万円=25万円

 

2.修理費が150万円

車両保険100万円が上限なので100万円

 

3.修理不可で全損

車両保険100万円が上限なので100万円

 

車の修理費の概算

 

ちなみに車が水没したときの修理費用は以下のようになるみたいです。

 

 

1.シートの上まで冠水した場合

シートまで水に浸かった場合はおおよそ50万円~

車の買い替えを検討しておく必要があります。

 

2.シートの下まで水に浸かった場合

シート下まで冠水した場合は25万円~

「保険で○○円まで出たら車を買い替えて、それを下回ったら修理をする。」と言うように、事前にある程度の予算ラインを考えておいたほうがよりスムーズに、作業へ移ることができます。

 

3.フロアーカーペットまで水に浸かった場合

フロアーカーペットまで水に浸かってしまった場合は5万円~

修理を前提にして進めると良いかと思います。

ただし、修理はできる限り、早めにする必要があります。水害の水は、汚水なども混ざり大変汚く、時間が経つと匂いがなかなかとれません。

また、室内の湿気が電子部品を破損させてしまいます。

車は密封せず、少し窓を開けておくとよいでしょう。

参考:車が水没してしまったら ! 冠水車・水害車の修理診断サービス – 川田自動車

 

車に乗っていた人への補償は

 

走行中に水没した場合、中にまだ人がいる状態となります。

そこで外に出ようとしたときにケガをしたり・・・

おぼれて病院に運ばれたら、その分の補償はあるのでしょうか??

 

 

この場合、自動車保険に「人身傷害保険」や「搭乗者傷害特約」が付いていたら補償対象です!!

乗っていた人の治療費や介護料のほか、休業損害・精神的損害・葬祭費なども出ます。

 

「人身傷害保険」と「搭乗者傷害特約」の違いについては下のブログを読んでみてください。

参考:自動車保険の人身傷害補償|設定金額はいくらが良い?

 

保険を使ったら等級が下がるか

 

車が水没して自動車保険を使った場合、残念ながら次の年から等級が下がってしまいます!!

また「事故有」として、保険料が割増になってしまうのです。

 

たとえば同じ15等級でも、割引率は下図のように変わります。

 

%e7%84%a1%e9%a1%8c

 

しかし通常の3等級ダウンではなく、1等級のみのダウンとなります!!

保険料の割増も1年のみです。

 

ちなみに1等級ダウン事故は以下のようなものがあります。

これら以外の事故は3等級ダウン事故と考えて良いでしょう。

 

%e7%84%a1%e9%a1%8c

 

等級制度について、詳しくは下のブログを読んでみてください。

参考:たった3分で理解できる!自動車保険の等級制度の仕組み

 

最後に

 

今回の台風で車や家に被害のあったお客さまはハロー保険にご連絡ください。

迅速に対応いたしますよ!!

 

ハロー保険:0857-39-7234

東京海上日動安心100番:0120-119-110