あなたの等級は保存できる!自動車保険の中断手続きとは?

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専務取締役 森原 真

 

「車に乗らなくなりました」

「子供に車を譲ります」

 

転勤や転職、進学や留学などで車が不要になることがあるでしょう。

そんなときは自動車保険を解約した後に「中断」の手続きを行うべきです!!

 

ただ自動車保険を解約するのとはいったい何が違うのでしょうか??

今日は自動車保険の「中断」について詳しく話をしていきます。

 

中断手続きをすべき理由

 

なぜ自動車保険を解約した後に「中断」の手続きをすべきなのか??

それは次また自動車保険に入るときに以前の等級が引き継げるからです!!

 

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初めて自動車保険に入ると等級は通常「6」からスタートします。

そして保険を使わなければ等級は上がっていき、保険料は安くなるのです。

参考:たった3分で理解できる!自動車保険の等級制度の仕組み

 

長い間車に乗っている人はほぼ等級が6以上になっていることでしょう。

それを自動車保険の解約で一緒に捨ててしまうのはもったいないです。

 

中断手続きに際して何か特別にお金がかかってくることはありません。

なのでとりあえずは中断としておいた方が良いです。

 

中断できる期間は10年

 

自動車保険を中断した場合・・・

10年以内であれば以前の等級のままで自動車保険に入りなおすことができます!!

 

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10年以上も転勤や留学で出たまんまということはまれでしょう。

次回また車に乗るときのためにも中断手続きを取っておくべきです。

 

それで結局10年以上自動車に乗ることがなかったとしても大丈夫!!

中断したものを再開しなかったとしてもペナルティーはありません。

 

中断再開は自由度が高い

 

中断の再開方法は様々な形でできます。

 

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たとえば以前とは別の保険会社で自動車保険に入ったとしても等級が引き継げます。

一部の共済保険をのぞけば、日系・外資系・ネット系どの保険会社でもオッケーです。

 

また自分の家族(配偶者や同居の親族)に引き継がせることだってできます!!

自分はもう車に乗らないとしても10年以内に子や孫が乗ることもあるでしょう。

そんなときは等級の高い自分の保険をゆずってあげれば良いのです。

 

若い人(特に10代)の保険料は他の年代と比べて割高に設定されています。

参考:あなたはいくつ知ってる?車の保険料金額を決める要素8つ

したがって自分の高い等級をあげれば大きく保険料を節約することができますよ。

 

こんな使い方もあり

 

以前、私のお客さまでこんなケースがありました。

 

 

おじいちゃんの車を廃車にするので自動車保険を解約したいと・・・

なので中断の手続きをすすめたところ、以下のように言われました。

 

「もう家族はみんな自動車保険に入っています」

「等級もみんな高いので中断手続きしなくてもいいです。」

 

でもちょっと待ってください。

もしご家族の誰かが事故を起こして等級が下がった場合・・・

おじいちゃんの等級が高い保険と交換することができますよ!!

 

自動車保険の中断はそんな使い方もできるのです。

私は個人的に中断手続きは必須だと思います。

 

中断の条件は2つ

 

中断の手続きを進めるためには以下2つの条件を満たさなければいけません。

 

1.等級が「7」以上である

 

等級が「7」より下の場合、そもそも中断する意味がありません。

新たに自動車保険に入った場合は「6」からスタートですからね。笑

 

間違えやすいのは次回更新時に「7」以上であることが必要だということ。

保険を使う事故をして来年は等級が下がるなんてときは注意してください。

 

2.車を持っていない

 

使える車を残したまま自動車保険だけを中断することはできません。

なので「使える車を持ってませんよ」という証明を出す必要があります。

具体的な提出書類はこのページの最後に載せているのでご参照ください。

 

ただし車を持っていたとしても・・・

赴任や留学などで長期にわたって海外に行く場合は例外的に手続きできます。

 

まとめ

 

車に乗らなくなったら自動車保険を解約した後に中断手続きを取りましょう。

そうすればこれまで上げてきた等級を次の自動車保険に引き継ぐことができます。

中断は10年間有効で再開しなくてもペナルティーはありません。

 

参考:提出書類一覧

 

・廃車にした

→ 解除事由証明書など廃車にした事実とその日付が分かる資料

 

・車を売った、譲った

→ 登録事項等証明書など譲渡した事実とその日付が分かる資料

 

・リース会社に車を返した

→ リース契約書など返還した事実とその日付が分かる資料

 

・盗難にあった

→ 盗難届など盗難を届け出た警察署とその日付が分かる資料

 

・車検が切れた

→有効期限切れの車検証など車検が切れていることが分かる資料