離婚したら子供の保険を親権者に名義変更すべき大切な理由

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倉見栄美

 

これはあまり喜ばしい話ではありませんが・・・

今や結婚しているカップルの3組に1組が離婚する時代となっています。

 

特に鳥取県は全国よりも離婚の多い県です。

平成26年の調査によると鳥取県の離婚率は全国で第10位となっています。

参考:平成26年 鳥取県人口動態統計月報年計(概数)の概況

 

そして離婚の際の問題になりやすいのが「財産分与」です。

「財産分与」とは夫婦で協力して作ってきた財産を離婚時にどうやって分けるのかを決めること。

 

今日は子供のために準備してきた保険が財産分与の対象になるのかについて考えていきます。

また万が一離婚してしまったときに子供の保険をどうするかについても述べていきましょう。

 

子供の保険は財産分与の対象

 

子供のために準備してきた学資保険や生命保険は離婚した場合どうなるのでしょうか??

 

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「子供のために加入しているものだから子供の財産でしょ」

「子供の財産は親権者が管理するんだから子供を引き取った方のものだ」

 

そう考える方も多いのですが・・・

子供のために入った保険であっても離婚の際には財産分与の対象になります。

お父さん(お母さん)の給料から保険料を支払ってきたとすると、その保険は夫婦の共有財産となるからです。

 

どうやって分配するか

 

財産分与の対象になるのならいったいどうやって分けたら良いのでしょうか??

一番単純な方法は保険を解約して返ってきたお金(解約返戻金)を分けることです。

 

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しかし保険は途中解約してしまうと大きく損をする可能性が高いです。

「子供のための保険だしそのまま継続させる」というのが一番現実的な手でしょう。

そして親権者がその保険契約を引き継いでいくという形になると思います。

 

その代わりに親権者が相手に何を差し出すかは夫婦の相談によって変わってきます。

「子供のためのお金だからタダであげる」という方もいれば・・・

離婚時点での解約返戻金額を保険会社に照会してその半分を現金で要求するという方もいます。

 

トラブルを避けるには名義変更

 

保険の契約者がそのまま親権者になるのなら何も問題はないのですが・・・

ややこしくなってくるのは保険の契約者が親権者ではないケースです。

 

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その場合、親権者になる方に保険の名義変更をしておくことをおすすめします。

なぜなら保険金は契約者に振り込まれるようになっている場合が多いからです。

また勝手に解約されても自分が契約者でなかったら何も文句は言えません。

 

シッカリと夫婦で話し合いができて本当にお互い信頼できるのであれば・・・

親権者と保険契約者は別でもかまわないでしょう。

しかし後々出てくるかもしれないトラブルを事前に避けたいのであれば名義変更しておくべきです。

 

名義変更の前に考えるべきこと

 

ただ難しいのは名義変更をした場合、自分で保険料を払っていかなければならないということです。

 

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離婚したときに親権者となるのは「母親」という場合が多いでしょう。

しかし母親の収入が少ないと保険料の支払いが大きな負担となってしまいます。

そうなると結局は保険解約となって大きく損してしまうかもしれません。

 

もし自分に今後保険料を支払っていくだけの経済力がないと考えるのであれば・・・

相手を信じて名義変更はせずに保険料を支払い続けてもらうという選択肢もあります。

 

名義変更するときの注意点

 

学資保険の場合、契約者が亡くなると保険料の支払いが免除になったりします。

これは言い換えると契約者にも保険がかかっているということ!!

 

したがって学資保険は名義変更すると保険料が変わってきたり・・・

そもそも名後変更できないことがあるので注意が必要です。

 

まとめ

 

離婚をすると子供のための生命保険や学資保険も財産分与の対象となります。

後々のトラブルを避けるためには親権者に保険の名義変更をしておくべきです。

しかし今後保険料を払っていける自信がなければ相手に助けてもらいましょう。

 

追記

 

なお離婚した際は子供の保険だけでなく、ご自身の保険もしっかりと見直しましょう。

生命保険の受取人などが別れた奥さんやご主人のままになっていることが多いです。

そういった項目をキッチリ変えておくと後で大きなトラブルになりません。