全部公開だ!鳥取大地震での保険金の支払状況やその過程など

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代表取締役 森原 義博

 

2016年10月21日に起こった鳥取県中部地震から早くも1か月が経とうとしています。

参考:鳥取県中部地震 – Wikipedia

その間ずっと、私たちハロー保険はお客さまへの対応に追われてきました。

 

しかし11月に入り、その忙しさもだいぶ収まりつつあります。

それと同時に地震保険の支払い状況などがだんだんとつかめてきましたよ。

 

今日は情報提供の一環として・・・

今回の大地震でどれだけの保険金が支払われたのかを皆さまにお伝えします。

また保険金支払いまでの過程についてもあわせてお話しましょう!!

 

地震保険の支払い結果

 

以前お伝えしましたが、地震保険は被害額が全額補償されるわけではありません。

被害の度合いに応じて受け取れる保険金の金額が変わります。

参考:火災保険にセットする地震保険、保険料の相場はいくら?

 

 

壊れ具合は「一部損」「半損」「全損」の3段階です。

それらによって以下のように支払われる金額が変わります。

 

損害の程度 保険金
一部損 保険金額(時価が限度)の5%
半損 保険金額(時価が限度)の50%
全損 保険金額(時価が限度)の100%

 

私たちハロー保険では今回、約110件の地震保険の請求申請を受けました。

そのうち約100件は倉吉地区からで、残りは鳥取地区からです。

 

それらが上記「一部損」「半損」「全損」のどれに当てはまったかというと・・・

割合はこんな感じでした。

 

一部損:約90%

半損:約5%

全損:0%

 

残りの5%は被害が小さすぎて「一部損」にもならず・・・

それでも請求を受けたうちの約95%が保険金支払いの対象となりました!!

 

地震保険が支払われるまで

 

自宅が「一部損」「半損」「全損」のどれに当てはまるかを決めるのは専門の鑑定士さんです。

第三者の(保険会社の人間ではない)鑑定士さんが被害を受けた家を1件ずつ見て回ります。

そしてその家の被害状況が上記3つのどれに当てはまるかを決めるのです。

 

 

鑑定士さんは「屋根」「外壁」「柱」「基礎」の4点を重点的に確認していました!!

どうやら被害状況はこれら4点から主に決められるようです。

 

したがって内壁にヒビが入っていたとしても・・・

上記4点に被害がなかったから保険金が出なかったというパターンもありました。

 

保険金を受け取るまでの期間ですが・・・

請求を受けてから鑑定をして保険金が支払われるまで長くても1週間ぐらいでしたよ!!

鑑定士さんには迅速に対応していただき、とてもありがたかったです。

 

地震保険は損?

 

今回の地震で特に被害が多かったのが「屋根瓦(やねがわら)」です。

地震の揺れで瓦が落ちたり、割れたりしているところが多くありました。

 

 

しかし鑑定士さんを見ていると、屋根の被害はあまり大きく評価しない印象でした。

屋根瓦が全部落ちていても、柱や基礎が無事なら「一部損」って所が多かったです。

なので支払われた保険金は50万円(契約金額1000万円の5%)とかでした。

 

さすがに50万円で屋根を全部直すことは不可能ですよね・・・

お客さまも保険金額を見たとき「地震保険に入っていても損だな」とつぶやかれました。

 

しかしちょっと考えてみてほしいのです!!

たとえ屋根を直すのに100万円かかるとして・・・

100万円を全額自己負担するのと半額の50万円で良いのとでは全然違いますよね??

 

さらに言えば地震保険の年間保険料は1万円(月額800円)ぐらいです。

それを説明するとお客さまは「50万円ももらえて良かった」とご納得していただけました。

 

請求申請はした方が良い

 

私たちのお客さまの中には「特に被害はないから大丈夫」と言われる方もたくさんいました。

しかし念のため実際に確認に行くと、見えにくい柱や基礎などにヒビが入っていたりしたのです。

そこで請求をかけてみると「一部損」と認定されて保険金が支払われました!!

 

 

おそらく被害が出ているのにそれに気づかず、そのまま放置されている方がいるかもしれません。

注意深く家を確認してみて、少しでも疑わしいものがあれば保険会社に相談してみましょう。

 

まとめ

 

ハロー保険では今回の鳥取県中部地震で約95%のお客さまに保険金をお支払いしました。

被害の確認では「屋根」「外壁」「柱」「基礎」の4点を主に鑑定士さんは見ていたようです。

被害の見落としをされている方がいると思われるので、今一度家を確認してみてください!!

 

追記:保険金支払いについて

 

下の表は2017年1月1日より前の地震保険契約の場合です。

 

損害の程度 保険金
一部損 保険金額(時価が限度)の5%
半損 保険金額(時価が限度)の50%
全損 保険金額(時価が限度)の100%

 

2017年1月1日からは下のように変わりました。

 

損害の程度 保険金
一部損 保険金額(時価が限度)の5%
小半損 保険金額(時価が限度)の30%
大半損 保険金額(時価が限度)の60%
全損 保険金額(時価が限度)の100%

 

壊れ具合の区分が今年からより細かくなっていますね!!

募集文書番号:17-T00347(2017年4月作成)