今年は、東日本大震災から5年という節目の年です。
さらに熊本では大きな地震が起こり、今でも家に戻れていない方が多数おられます。
こうなると心配なのは、「鳥取でも大きな地震は起こりえるのか??」ということでしょう。
私たちハロー保険でも、地震保険に関する問い合わせが年々増えている印象です。
今日は、鳥取で地震が起こる確率を調べてみました。
また鳥取県の地震保険加入状況も、あわせてお伝えしましょう。
30年以内に大地震が来る確率
今回参考にしたのは、「地震ハザードステーション(J-SHIS)」です。
これは国の地震調査研究推進本部で作成されている、地震のハザードマップです。
将来日本で発生する恐れのある地震の予測結果を、細かく知ることができます。
上図のように将来地震が起こる可能性の高い地域を、色によって示してくれます。
さらに場所を特定すると、その場所で地震が起こる確率を数字で出してくれる仕組みです。
今回はこれを使って、今後30年以内に震度5以上の地震が鳥取に来る確率を調べてみました。
その結果は、以下の通りです。
鳥取県鳥取市:32.6%
鳥取県倉吉市:17.8%
鳥取県米子市:31.8%
思っていたより、確率が高い!!
一見すると倉吉市は鳥取市や米子市と比べて、地震が起こる確率は低いですが・・・
ちょっと上の湯梨浜町や北栄町に行くと、確率が35%ぐらいにはね上がります。
まあ日本は地震大国ですから、どこにいても安全な場所はないということですね・・・
鳥取県の地震保険加入状況
以下は鳥取県の地震保険加入率を、2010年から調べたものです。
2010年:17.7%(前年比+0.9%)
2011年:19.3%(前年比+1.6%)
2012年:20.1%(前年比+0.8%)
2013年:20.9%(前年比+0.8%)
2014年:21.9%(前年比+1.0%)
参考:地震保険 都道府県別世帯加入率の推移|日本損害保険協会
鳥取県では、地震保険の加入者は毎年約1%ずつ増えています。
特に東日本大震災が起こった2011年は、加入率が急増していますね。
ちなみに47都道府県で地震保険加入率が最高なのは、宮城県(58.0%)です。
逆に加入率が最低なのは、長崎県(13.6%)でした。
都市部など、過去に大きな地震が起こった地域・・・
さらに今後、大規模な地震が起こると警戒されている地域で加入率が高いようです。
全国平均は(28.8%)で、鳥取県は全国より加入率が低い状況にあります。
一度大きな地震が起こってしまうと、しばらくその地域では地震保険に入ることができません。
余震などで、再び地震が起こる可能性が大きく高まるためです。
もしものときに手遅れにならないよう、早めの対策を心がけておきたいですね!!
地震保険には税金控除あり
日本は、世界有数の地震大国であるにもかかわらず・・・
地震保険の加入率は全国で3割弱と、あまり普及していません。
日本政府はこの状況を改善するため、「地震保険料控除」というものを新たに作っています!!
火災保険や傷害保険に対する控除を廃止にしてまで、これを導入しているのです。
政府の本気度が、ここからうかがえますね~
この控除制度は、いったいどのようなものかというと・・・
火災保険に地震保険を付けると、年間の保険料に応じて一定額が所得税や住民税から引かれます。
対象となるのは、居住用の住宅や家財(家具)の損害を目的とした保険です。
契約者本人または生計を共にする配偶者や親族が、控除を受けることができます。
地震保険を検討するなら
「地震保険に入っておこう」と思った方、ぜひ私たちハロー保険にご相談ください!!
それぞれのお客さまの状況や要望をしっかりと聞いた上で、その人に合った火災保険を提案します。
遠方だったり相談に行く時間のない方は、ネットの「火災保険一括見積もりサービス」が便利です!!
参考:【無料】火災保険を最大16社厳選の見積もり比較!|住宅本舗
3分ぐらいで簡単に入力が完了し、一度に最大16社の見積もりを無料で取れます。
わざわざ複数の保険会社に出向くことなく、一番安い保険を見つけられますよ。
まとめ
鳥取県では、今後地震が起こる可能性はけっこう高いです。
しかし地震保険の準備をしている人は、約2割しかいません。
政府は地震保険への加入を推進するために、税金の控除をもうけていますよ。
追記
この記事を書いてから3か月後、鳥取で最大震度6弱の大きな地震が発生しました!!
実際に地震保険はどう役に立ったか、下のブログを参考にしてください。
参考:全部公開だ!鳥取大地震での保険金の支払状況やその過程など
火災保険に加入している方へ
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下の記事をチェックして、あなたの火災保険の適正相場を調べてみましょう!!