火災保険の満期をむかえた方から、よく聞かれる質問です。
火災保険は満期が近づくと、いくつかの手続きが必要になります。
また満期返戻金があるタイプだと、税金の申告も必要かもしれません。
今日が火災保険が満期になったときの手順について、鳥取で80年続く保険代理店がくわしくお伝えしましょう!!
もくじ
満期が近づくと案内が来る
まず火災保険の満期が近づくと、保険会社から案内が届きます!!
その案内に、今後取るべき手続きの詳細が書いてあるでしょう。
担当者や保険会社とスムーズに連絡を取るため、この書類は大切に保管してください。
火災保険を更新する場合
火災保険を更新する場合、基本的に保険代理店との手続きになるでしょう。
来店・訪問・郵送など、ご自身にあった方法で再契約を行ってください。
自動更新となっている場合は、特に何もしなくても大丈夫です。
注意しなければならないのは、満期日の前日までに更新を済ませること!!
満期を過ぎると保険が切れ、補償がない状態となってしまいます。
更新手続きは余裕を持たせるため、早めに担当者や保険会社へ連絡しましょう。
火災保険を解約する場合
他の保険会社に入るなどの場合、今の火災保険は解約することになります。
自動更新でなければ、何もしなくても自動的に解約となるでしょう。
ただしトラブルを避けるため、更新しない旨をちゃんと担当者や保険会社に伝えてください!!
何かの手違いで更新されてしまうと重複契約となり、余計なお金を払うことになります。
参考:火災保険に2つ加入?複数(重複)契約はメリットないのでやめよう
また他の火災保険に乗り換えるときは、保険の開始日に注意しましょう。
満期日から間が空いてしまうと、その期間は補償がなくなってしまいます。
ちょっと細かいですが、満期日の時間にも気を配るべきです。
保険会社によって午前0時のところもあれば、午後4時のところもあるので気を付けください。
これも更新手続きと同様、余裕を持たせるために早期から動き出すべきです。
火災保険は見直すべし
火災保険を更新するにしても、新たに乗り換えるにしても・・・
これを機に保険内容を確認し、火災保険の見直しを行いましょう!!
これまでの火災保険は10年とか35年など、長期の契約が多いです。
したがって契約した当初と今では、状況が大きく変わっているでしょう。
満期をむかえる火災保険から変更を検討すべき点は、以下の5つです!!
・建物
・家具
・補償内容
・特約
・保険タイプ
ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。
建物
増改築をしている場合は、それにあわせて保険金額を変更しましょう。
また車庫や塀などを追加した場合、建物付属物も補償するような内容にすべきです。
参考:家周りで事故!車庫や物置、塀の修理に火災保険は使える?
家具
家族が増えて家具が増えている場合、保険金額は上げるべきでしょう。
逆に家族が減って家具が減っている場合は、保険金額を下げるべきです。
参考:火災保険に家具補償は付ける?家財保険の金額や必要性を解説
補償内容
必要な補償はつけ足し、不要だと思う補償は外しましょう。
近ごろ台風や大雪など自然災害が多いので、風災や水災の補償は充実させるべきです。
参考:台風で雨漏りが発生!屋根や雨樋の修理で火災保険を請求できる?
参考:台風や熱割れで家の窓ガラスが割れた!火災保険を請求できる?
参考:落雪でカーポートや車が壊れた!雪害(風災)で火災保険は使える?
特約
必要な特約はつけ足し、不要だと思う特約は外しましょう。
最近は地震の被害が大きいので、地震保険は絶対につけておくべきです!!
保険タイプ
昔は満期をむかえるとお金がもらえる、積立型の火災保険が人気でした。
しかし今は金利が良くないこともあり、掛け捨て型の火災保険の方が良いでしょう。
参考:保険は2種類!掛け捨て型と積み立て型(貯蓄型)のメリット比較
満期返戻金の税金
積立タイプの火災保険に加入している場合、満期返戻金があります。
このお金は一時所得となり、20万円を超える場合は確定申告しなければいけません!!
ちなみに、一時所得の計算式は以下の通りです。
一時所得=満期返戻金-支払済みの保険料-特別控除額(最高50万円)
くわしくは、国税庁のホームページを参考にしてください。
確定申告が不要な場合
満期返戻金がある場合でも・・・
以下3つにすべて該当する場合は、源泉分離課税の対象となります!!
・保険料が一時払い
・契約期間が5年以下、または5年以内に解約
・保険金額が満期返戻金の5倍未満
この場合は自動的に税金が引かれるので、確定申告の必要はありません。
贈与税となる場合
火災保険の契約者と、満期返戻金の受取人が違う場合・・・
満期返戻金は一時所得ではなく贈与となり、贈与税の対象です!!
この場合、110万円を超えると確定申告が必要です。
こちらもくわしくは、国税庁のホームページを参考にしてください。
火災保険の相談や見直しなら
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まとめ
火災保険が満期をむかえた場合、案内が届くでしょう。
更新・解約のどちらを取るにしても、火災保険の見直しを行ってください。
また満期返戻金がある場合は、確定申告が必要となる可能性があります。
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